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【新着】職業講話(1年総合)

1年総合的な学習の時間では、職業講話を実施しました。

今回はお二人の講師にお越しいただき、職業への熱い思いを語っていただきました。

トップバッターは「おいで家具」のSさんです。
Sさんは北見で仕事をしていたのですが、39歳で自分が好きだった「家具」を作る仕事を始めたそうです。
家具職人として、自分の好きな仕事に就けたので嬉しかったそうですが、同時に大変さもあったとのこと。
書類づくりやお客さんの接待などが苦痛だったそうです。
そこで、そのことを奥さんに相談し、奥さんが大変な部分を引き受けてくれたことで楽になったそうです。
誰かに相談する勇気を持つことが大切だと教えてくれました。

また、仕事のやりがいとは何か、ということも教えていただきました。
働いてお金を得ることも大事ですが、お客さんから高評価をいただいたとき、やりがいを感じて次の仕事へのモチベーションが高まるそうです。

次に、「もりぐんて」のKさんが話をしてくれました。
すぐに話をするのではなく、ストレッチをして、心と体をリラックスしてから講話をしてくれました。
Kさんは、もともと札幌で魚を売る仕事をしていたそうですが、36歳の時に実家の「もりぐんて」を継いだそうです。
ここには奥さんの嬉しい一言があったようで、聞いている生徒・先生方も感動していました。
実家とはいえ、軍手や作業着についての知識が何もなかったので、Kさんはメーカーや問屋に何度も質問をして、勉強に励んだそうです。お客さんの要望に応えるまでには、相当苦労したようです。

Kさんの言葉で「こうなりたいというものがあれば、足すだけだ。」「どうせだったら夢をもって生きた方が楽しいよ。」というものがありました。
今では、「もりぐんて」の仕事だけでなく、喫茶店、劇団の主宰、プロレス愛好会、ラジオパーソナリティーなどたくさんのことに挑戦しているKさんですが、これも全てKさんがポケットに入れておいた「夢」を実現したものだそうです。
夢をもつことの大切さを学ばせていただきました。

お二人とも、とても素晴らしい話でした。
1年生は、仕事に対する考え方も変わってきたのではないかと思います。
ありがとうございまいsた。